寺院縁起

寺院について

高岩院縁起

高岩院は、静岡県伊豆の国市にある禅宗の寺院で、臨済宗円覚寺派に属します。伊豆八十八ヶ所霊場の第15番札所にもなっています。
この寺は、かつて 五山十刹の一つとして列せられた国清寺に隣接して建立された 国清寺の塔頭寺院 です。塔頭とは、本寺の修行・生活を支える小規模な寺院で、最盛期には国清寺に多くの塔頭があり、国清寺領域内の塔頭の一つとして高岩院も存在しました。
高岩院の山号は 華頂峰(かちょうほう)。本尊は 薬師如来で、古くから病苦平癒や健康祈願の信仰を集めています。

高岩院縁起
国清寺縁起

国清寺縁起

国清寺は、静岡県伊豆の国市奈古谷にある臨済宗の大寺院です。山号は天長山と称されます。
この寺は1362(貞治元)年頃、室町時代の有力武士である畠山国清(はたけやま くにきよ)によって創建されたと伝えられています。その後、1368年(応安元年)に関東管領・上杉憲顕(うえすぎ のりあき)が大規模に修築し、壮大な伽藍となりました。
最盛期には子院78、末寺300余りを擁し、関東地方の大寺院として栄えました。また、足利義満の時代には「関東十刹」のひとつとして数えられ、宗教的にも社会的にも大きな影響を持つ寺院でした。
境内には鎌倉時代の慶派による釈迦如来像や、開山・開基にまつわる史跡・伝説が残っています。またこの寺で修行していた僧が後に高岩院の住職となった記録もあります。